OFFICE365 ACCESSで「実行時エラー’3340’ クエリは破損しています」 エラーが出た場合の対処法
※本記事の実行は、自己責任でお願いします。
Office365のクイック実行版(C2R)のAccessで、
上記エラーが出ると問い合わせあり。
データベースの破損かぁと調べていたら下記に行きつく。
原因はMicrosoftですでに把握されていて、
11月12日のOfficeの更新プログラムによるものだそうだ。
Office365の修正パッチは他のバージョンに先駆けて
11月24日のリリースになりそうだと書いてある。
業務上それでまで待てないということで、
更新前のバージョンへ戻して使用することにしよう。
以下手順。
手順1.自動更新を再開するために、リマインドを設定。
11月24日の更新プログラムが発行されるまで自動更新を止めるため、
リリース後には自動更新を再有効化する必要がある。
この作業を忘れないようにOutlookリマインダーを設定。割愛。
手順2.コマンドプロントを管理者モードで起動する。
スタートメニューでcmdと入力し、右クリックのメニューから
管理者として実行を選択。
手順3.旧バージョンのOfficeをインストール
Officeに備え付けの更新プログラムを実行します。
コマンドプロントへ以下を貼り付けEnterキーを押してください。
インストールするバージョンは「12130.20272」。
その1 [ClickToRunのフォルダへ移動]
cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
その2 [更新プログラムを起動]
OfficeC2RClient.exe /update user updatetoversion=16.0.12130.20272
※16.0.のうしろがインストールするバージョンですね。
手順4.更新プログラムを進める
更新プログラムが起動して、ダウンロードとインストールが始まります。
成功すると下記のメッセージがでます。
手順5. 自動更新の停止
任意のOfficeアプリを起動し、ファイル→アカウントと開きます。
「更新オプション」ボタンをクリックし、「更新を無効にする」を選びます。
修正パッチリリース後はくれぐれも自動更新を有効にすることを忘れずに!
私の場合、以上でエラーが解消されました。